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親子でゲームを一緒にする効果とは?フォートナイトで会話が生まれた実体験と具体的な方法

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「ゲームばかり」の認識が変わった瞬間


親子でゲームって、なかなかできないよね。 正直、そう思ってました。


ゲームは制限するもの。 親は止める側でいるもの。


そんな認識でしたから。


でも、子どもはゲームが大好きなんですよね。

「パパこれどうやるの?一緒にやろう?」 そんなアプローチが多かった我が家。


僕は意を決して、ゲームの世界に飛び込んだ。 夜中のこっそりマインクラフトから、フォートナイトの世界へ。


気が付けば、フォートナイトの親子大会を開催していて、今までの考えは、完全にひっくり返された。




親子でゲームをする5つの効果【実体験から】

1. 子どもが先生になれる場所


画面の中、僕は撃たれて倒れた。


「パパ、そこ隠れられないって」 「建築しないと無理だよ」 「ほら、こうやって——」

12歳の息子が、真剣な顔で僕に教えている。


学校では、いつも受け身。 家では、指示待ち。


なのに。

ゲームの中では、彼は驚くほど饒舌で、戦略的で、的確だった。

こんな表情、見たことなかった。


日常では、親は「教える側」で固定されてる。 でもゲームでは、対等になれる。

子どもは、自分の知識や経験が役に立つことを知る。 親は、子どもの思考の深さに驚く。

この関係性の変化が、ゲームの外にも波及していく。


2. 会話が驚くほど増える【保護者の声】


親子大会後、保護者の方から届いた声。


「ゲームの話から、学校の話になって、気づいたら進路の話してました」 「ずっと黙ってた子が、自分から喋るようになった」 「息子の思考回路が、初めて理解できた気がします」 「夕飯で、大会の振り返りをしてます」

これ、本当です。 盛ってません。


なぜか?

同じ体験を共有すると、共通言語が生まれるから。

「さっきのあの場面、どう思った?」

この一言が、自然に出る。 そこから、全部が繋がっていく。


3. 親が下手でも全然いい


勘違いしないでほしいのは、 親が上手い必要はないってこと。

むしろ、下手な方がいい。


  • 親がミスする → 子どもがフォローする

  • 親が悔しがる → 子どもが励ます

  • 親が質問する → 子どもが説明する

この、立場の逆転。 これが、めちゃくちゃ大事なんです。


4. フォートナイトは単なる撃ち合いじゃない


誤解されがちだけど、フォートナイトって単純な撃ち合いゲームじゃないんです。


求められるスキル:


  • 瞬時の状況判断

  • チームメイトとの連携

  • ミスした時の切り替え

  • 感情のコントロール

  • リソース管理

  • 戦略的思考


これ、全部、社会で必要なスキルです。

親子大会では、これらが全て可視化される。

子どもが負けた時、どう反応するか。 親がミスした時、どう対処するか。 意見が食い違った時、どう調整するか。

全部、見える。


5. ゲーム依存を防ぐ「関わり方」


ゲームが依存を生む? 確かに、その可能性はあります。

でも、それは大人が無関心な時です。


関われば、話は変わる。 ゲームは「危険な場所」から、 「対話の入口」になる。

否定する前に。 制限する前に。 ルールで縛る前に。

まず、一緒にやってみる。 そこから、本当の信頼関係が始まります。


親子でゲームをする際の具体的なステップ


ステップ1:まず親が体験する

子どもがやっているゲームを、実際にプレイしてみましょう。 理解しようとする姿勢が、子どもに伝わります。


ステップ2:一緒にプレイする時間を作る

週1回でもOK。 定期的に一緒にプレイする時間を設定します。


ステップ3:子どもに教えてもらう

「これどうやるの?」 「なんでそうしたの?」

子どもが先生になれる質問をする。


ステップ4:ゲームの話を日常会話に

ゲーム以外の時間にも、 「さっきのあれ、すごかったね」 と振り返る。



親子でゲームをするって、結局どういうこと?


答えはシンプルでした。


それは、 子どもの世界に、本気で踏み込むこと。


「ゲームなんて...」と切り捨てるのは簡単です。 でも、その「なんて...」の向こう側に、 子どもの本当の姿がある。


フォートナイトの親子大会は、 勝ち負けを決める場じゃない。


親と子が、 同じ画面を見て、 同じ目標に向かって、 同じ時間を共有する場。

たったそれだけで、 家に帰ってからの会話が、 驚くほど変わります。


あなたは、子どもの世界を、本当に知っていますか?


ゲームの中に、答えがあるかもしれません。


とびらの向こう 牧田


これが本当に親子? NotEnoughGamingが主宰している親子大会のハイライト動画



 
 
 

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