不登校「学校に行かない」を選んだら、仕事、お金の壁にぶつかった。でも、本当に道はそれしかない?
- 牧田康之
- 10月17日
- 読了時間: 4分
更新日:10月19日

もし、あなたのお子さんが「学校、行きたくないな…」って言ったら?
毎朝、玄関の前で足が動かなくなっちゃう姿を見ていたら。
親御さんとしては、心配だし不安だし、
「これから、この子どうなっちゃうの…?」って、
焦る気持ちでいっぱいになりますよね。
スマホで「不登校 支援」なんて検索すると、良さそうなフリースクールとか、いろんなサポートが見つかる。
でも、キラキラしてる不登校経験者の写真や、料金を見て、そっとブラウザを閉じちゃった…なんて経験、ありませんか?
これは全然、特別な悩みじゃない。
今は、学校に行けない子どもたちが40万人にも近くいる
もう、誰にとっても他人事じゃないですよね。
僕も、自分の子供が明日行かなくなるかもしれない そんな不安を抱いているひとりです
【学校に行かない選択をしたとき、親の生活に起こるリアル】
不登校という言葉は、単に「学校に行かない」だけの話じゃない。
「親の働き方が変わり、収入が変わり、生活全体が変わる」
ここが見落とされがちな現実です。
子どもが一日家にいると、「そばにいてあげたい」と思う気持ちは自然なこと。
その結果、「パートに変える / 会社を辞める / 時間を減らす」という選択をする。
【収入は減るのに、支出は増えていく】
給食がない → 食費UP
家にいる時間が長い → 光熱費UP
習い事や塾ではなく「居場所探し」にお金がかかる
相談に行こうとすると、交通費や時間の負担も増える
「子どもを支えるために働けない」→「でもお金は必要」→「余裕がなくなり、気持ちも追い詰められる」
こうして、誰も悪くないのに “不登校の負のループ” が静かに始まっていってしまう。
支援の壁と「二択」しかないように見える現実
【高額な支援に頼るか、ひとりで抱えるか──二択しかないように見える問題】
子どものために、できることは何でもしてあげたい。
親なら誰だってそう思います。
でも、その気持ちとは裏腹に、現実はかなりキツい。
「何とかしなきゃ」と思って検索しても、たどり着くのは
高額なフリースクールや支援サービス が中心。
20万円〜30万円/月 という料金のところも珍しくありません。
もちろん、それらのスクールには価値があります。
運営する先生方も真剣ですし、理念も本気です。
でも――
「そこに通わせるために親が仕事を辞めている」
「支払うために、家庭のストレスがさらに増える」
こうした “本末転倒な状態” が、現実に起きています。
【実はみんな、「その前にできること」がわからない】
支援が悪いのではなく、“もっと手前の段階で選べる選択肢”が少なすぎるんですよね。
「学校に行かなくても大丈夫な時間割がほしい」
「日中に、子どもが安心して居られる“画面の向こうの居場所”があれば…」
「親も、罪悪感じゃなく“現実的な選択”ができる環境があれば…」
でも、その “グレーゾーンの居場所” は、まだほとんど世の中に存在してないのかもしれない
【「スマホ」と「ゲーム」を敵にする前に、視点を一度だけ変えてみる】
不登校になると、スマホやゲームの時間が増えます。
それを見て、親としては「依存になってしまうのでは」と不安と恐怖が湧く。
支援や病院でも、デジタルの制限が話にでてくるから より怖くなりますよね
でも、こう考えることもできます。
「スマホやゲームは、今、子どもが“自分の居場所”にしているつながるツール」
現実の教室では居場所がない
「フレンド」や「パーティー」の中なら自然に笑えている
勉強よりも先に、「安心できる場所」へのアクセスが必要
“居場所”を否定した状態で「復帰」や「学び」は始まりません。
「家から始めていい」──それが、第三の選択肢
【家から始めていい。「同じ想いの仲間がいる」ことが、何よりの支えになる】
僕は、不登校の支援に関わる中で、強く感じていることがあります。
「安心は、通学ではなく“つながり”から始まる」ということ。
外に出られるようになる前に、
「自分には居場所がある」「自分をわかってくれる人がいる」
この感覚が回復のスタートライン。
だからこそ、家からオンラインで参加できる“もうひとつの部屋”が必要だと思いました。
【「とびらの向こう」は、親子のための“手前の選択肢”】
高額な支援でもなく、孤独に耐えるでもなく。
その手前で 「家から始めてもいい」「小さな一歩でもいい」 と言える場所。
それが、UNLOCK KIDS(オンラインフリースクール)/とびらの向こうコミュニティ です。
学校のかわりではなく、“居場所のかわり”
勉強の前に、“つながる感覚” を取り戻す
親だけが頑張るのではなく、“伴走する仲間”と歩く
そんな“もうひとつのドア”を、僕たちは本気でつくっています。
【もし「うちも、少し話してみたい」と思ったら】
家から始めていい。そして、あなたはひとりじゃない。
もし、この記事を読んで 「少し話してみたい」「情報だけでも知っておきたい」 と感じたら、UNLOCK KIDSのページ に一度足を運んでみてください。
▼ UNLOCK KIDS|オンラインフリースクール



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